「しみん基金・こうべ」の平成20年度助成金に採択されました

  「しみん基金・こうべ」へ「平成20年度助成金」として申請しておりました 事業名:「尼崎市内障害者団体・作業所・障害者・家族への支援事業および尼崎障害者センター基金の創設と運営事業」が、10/23に神戸で開かれた公開審査会で採択されました。
 20団体のうち7番目の発表でした。 パワーポイントスライドは時間内に終わるように
自動で進むよう設定していましたので、 大体思っていたように話せました。 4分30秒のところ20秒余してスライド終了。
  その後審査員より質問:
小規模作業所が大変だと思いますが、 問題点をどのように?
-->法内化を迫られていますが、最後には10は残るのではと予想しています。そのときに閉鎖されないように当NPO法人が、 リスクはありますが丸抱えすることも考えています。
続いての課題は何と考えているか?
-->地域や商店街との連携だと考えています。実際に 作業所がネットワークを組んで販売の実績を上げていますが、 常駐する連携センターがあれば、商店・企業との連携も進むとかんがえています。
基金はセンターの事業運営に使うのと、他の事業を支援するのとあるがどうか。
-->前者です。名前も「尼崎障害者センター基金」としてありまして、支援事業のうち、最初は事務支援・相談支援の時間給雇用に使います。さらに30万円に達すれば次は作業所への税務・会計支援に使う・・ というように最初から説明して基金を募ります。
商店街などメドはついているのか。
-->最近ずっと福祉だけの集まりにとどまらず、地域との連携に動いています。つながりは少しずつ出来ていますので、それをひろげていきます。

  全部で20のグループが発表しましたが、 2グループほど若い車イス障害者がグループとして動いているうれしい報告もありました。
4時に終わりまして10分休憩のあと、選考です。 神戸方式というのでしょうか、審査員11名が5枚の緑のシールを持っていまして助成しようという発表の横に貼っていって、枚数の多いところから採用するというストレートな「公開審査会」です。審査員11名がいっせいに貼っていきます。貼り終わりました。右の欄に写真を添付していますが、左側の上から7番目。シールが6枚貼ってあります。合格です!最高が7枚で、次の6枚が3グループ、・・  と採用していって8グループになったところで、今年度の助成金総額300万円に298万円と近づいたのでそこでストップ。
今年は73グループ応募があって、審査会へ20発表。その中の8グループに入ることが出来ました。審査員の公表の中で「これから何を作ろうとしているかで投票した」と何名も言われました。
意図したように支援センターが動けるようになったか、1年たったら資金調達がいくら出来たか、審査員の方々に報告する責任が出来ました。

公開審査会

 

  「しみん基金・こうべ」へ提出した助成金申請書(PDF)

  「しみん基金・こうべ」のホームページ

公開審査会でのパワーポイントによるプレゼンテーション